国民健康保険の保険証は、医療機関等に受診するときに、窓口で払う金額を一定の自己負担額(割合)にしてくれる、医療機関の受診の際にはなくてはならないものです。
保険証は、国民健康保険に加入して、初めて交付されるものです。
国民健康保険に加入するときには何が必要なのか、その疑問にお答えします。
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国民健康保険の加入手続きに必要なものは何か
国民健康保険に加入する時には、健康保険資格喪失連絡票が必要です。
国民健康保険に加入する際には、今までの保険を辞めたという証明の類が必要となります。
国民健康保険に加入する契機としては、一番多いのが「会社を退職した」という場合です。
この時、会社から健康保険資格喪失連絡票というものが発行されると思いますので、この書類を持って、各市区町村役場の窓口に行くことになります。
この健康保険資格喪失連絡票の発行は、会社の義務とはなっていませんので、もしも発行されなかった場合には、会社に問い合わせ、発行できるかどうか聞いてみるとよいでしょう。
発行されない場合は、前の保険から抜けているという事実がわかるものが必要となり、各市町村、その時の状況によって必要な書類が変わりますので、直接窓口に問い合わせてください。
1つ例を挙げると、公務員の方はこの健康保険資格喪失連絡票は発行されません。
では、その方が国民健康保険に加入できないかというと、そうではありません。
ちゃんと、他の方法が用意されているので、国民健康保険の窓口に聞いてみましょう。(おそらく退職の辞令を持ってこいと言われると思います)
国民健康保険に加入するとき、健康保険資格喪失連絡票だけでは足りない
健康保険資格喪失連絡票は必須なのですが、他にも手続きの際に持っていった方がいいものがあります。
まず、自分の身分証明です。
代表的なものとして、運転免許証、マイナンバーカード(顔写真のあるもの)などです。
共に、顔写真があるので身分証明というとこの2つが代表格ですので、どちらかを持っていきましょう。
両方ともないという方にも方法があります。
年金手帳、マイナンバー通知(顔写真のないもの)の2点による確認です。
この他にもパスポートも身分証明になりえますので、免許証やマイナンバーカード(顔写真のついているもの)をお持ちでない場合は、1度窓口に問い合わせてみるとよいでしょう。
市区町村によって、若干必要なものが違うことがありますので、「以前は、これで手続きできた」という考え方は避けましょう。
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まとめ
国民健康保険に加入するときには、健康保険資格喪失連絡票と身分証証明となるものが必要となります。
これらが準備できない時には、必ず救済方法が用意されていますので、各市区町村の窓口へ問い合わせて、ご確認ください。
できるだけ2度手間にならないよう、スムーズに切り替え作業を行いましょう。
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