国民健康保険の保険料は、国税に次ぐものとして規定されています。
もちろん、滞納すれば、最悪財産が差押されてしまうこともあります。
もしも、財産が差押されてしまった時、どう対処すれば、その差押が解除されるのかを説明していきます。
スポンサーリンク
国民健康保険を滞納して差押されてしまったら?
国民健康保険の滞納により差押されてしまった時の解除方法は、まず市区町村の担当者へ連絡することから始まります。
国民健康保険の滞納が原因で、財産が差し押さえられたということは、相当期間ほっておいたのではないかと思います。
国民健康保険の場合、未納が始まると、保険証の期間を短くしたり(短期証)、保険証ではなく資格証明書を発行したりして、本人が医療機関にかかる際に不利になる方法を取ることができます。
こうすることにより、滞納者との接触を図り、納付の約束を取り付けようという目的です。
差押えという手段は、どの行政機関だとしても、最終手段であり、そう簡単に手続きを踏むものではありません。
まずは、市区町村の担当者へ連絡を入れて、現状を話し、今後の納付計画を立てることが必要です。
差し押さえを解除してもらうにはどうするべきか
差押えられた金額に見合う金額を納付し、今後の納付計画を立てる必要があります。
国民健康保険側は、差押えた金額について返してくれることは相当なことがない限りしないと思います。
となると、差押えた金額、もしくはそれにプラスαの納付の計画が必要となってきます。
「突然言われても、そんな計画は立てられない」
という方もいらっしゃると思いますが、決して突然ではないはずです。
今まで、国民健康保険から「滞納になってますよ」「払わないと差押しますよ」と、何度も文書なりが来ていたはずです。
今まで、ほっておいたツケが来たのです。
真剣に考え、家計を見直したり、工夫をしてみましょう。
本当に収入が少ないのであれば、保険料の減免制度等もあります(差押えされるような方の場合該当しないかもしれませんが)ので、決して難しい話ではないはずです。
スポンサーリンク
まとめ
国民健康保険の滞納により差押されてしまった時の解除方法としては、担当者へ連絡をして、差押相当額の納付と、今後の納付に関して話し合う必要があります。
昨日今日で始まった出来事ではなく、今までほっておいたツケが回ってきたと覚悟を決めて、市区町村の担当者へ連絡を取ってください。
担当者も鬼ではありませんし、差押の目的として強制的な徴収はもちろんですが、滞納者との接触の機会を取り付けるという考えもありますので、連絡をするという行為が重要です。
スポンサーリンク