社会保険に加入していたことがある方は、保険証の発行には1~2週間程度かかった記憶をお持ちではないでしょうか。

会社を退職等で国民健康保険に加入をされる方は、保険証の発行手続きにかなり時間がかかるのではないか、と心配になりますよね。

今回は、国民健康保険証の発行にかかる時間はどれくらいなのか、ご説明します。

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国民健康保険証の発行手続きには時間はかからない

国民健康保険では基本的に窓口で直接手続きをすることになっており、手続きに必要な書類をすべてそろえて、本人が直接窓口に赴けば即日で保険証を発行してくれる市町村がほとんどです。

後日保険証を自宅に郵送する場合でも1~3日という市町村が多いので、国民健康保険での保険証発行手続きにはほとんど時間がかからないと言っていいでしょう。

なぜ国民健康保険は手続きに時間がかからないの?

「社会保険の時は、1~2週間。最悪もっとかかったのになぜ?」と疑問に思う方もいらっしゃるかと思います。

なぜ社会保険と国民健康保険で発行手続きにかかる時間が違うのかというと、それは手続きの流れに違いがあるからです。

社会保険は本人が直接健康保険組合等に手続きをするのではなく、会社を通じて健康保険組合に手続きをする流れになっています。

会社の規模や健康保険組合の規模によっては、取り扱う人数が多い場合ために手続きが滞る可能性が高く、特に4月や9月等の人の異動が多い時期には保険証の発行に時間がかかってしまうことがあるのです。

一方で、国民健康保険は加入者本人が加入先である市町村に直接手続きをします。

保険証を発行しているのも市町村ですので、その場ですぐに保険証を作る=発行することも可能なのです。

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保険証が即日発行されない場合に便利なものとは

市町村によっては、その場で保険証を発行せず後日書留で自宅に保険証を郵送する対応を取っているところもあります。

病院にかかる予定がなければそれでも問題ないかと思いますが、もしもすぐに病院にかかる予定がある場合は、「国民健康保険資格取得証明書」を発行してもらいましょう。

これは、保険証の代わりとなる証明書で、病院の窓口に提示することで保険証と同じように3割負担で医療を受けることができるものなので、必要がある方は市町村の窓口で確認してみてください。

まとめ

継続的に病院にかかっている人はもちろん、病院に行く予定がない方でも保険証が手元にないと不安を感じますよね。

国民健康保険では仕組み上、保険証の発行手続きにあまり時間がかかりませんので、手続きに不備さえなければすぐに手元に保険証が届きます。

事前にしっかり準備をして手続きをしましょう!

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