国民健康保険の加入手続きをした後、どのくらいで保険証が発行されるのか。

病院にかかっている方や、小さなお子さんがいる方は、できるだけ早く保険証が手元にある状態にしたい、と思いますよね。

今回は、国民健康保険証の発行日数についてご案内します。

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国民健康保険証の発行日数は市町村によって異なる

国民健康保険の加入手続きを窓口で行なった場合、当日その場ですぐに国民健康保険証を発行する市町村と、後日書留等で自宅に郵送する市町村等があり、市町村によって対応は異なりますが、社会保険に比べると発行日数は多くかかりません。

会社勤め等で社会保険に加入した場合等は、会社を通じて健康保険組合等に手続きをするので保険証の発行には通常2週間程度、繁忙期(4月等)には1カ月以上かかる場合もあります。

国民健康保険証は市町村が直接発行するので、社会保険と比べると発行までの時間は短くなっています。

国民健康保険証が窓口で発行されない場合は「資格取得証明書」をもらおう

加入手続きをしたその場で国民健康保険証が発行されない場合でも、国民健康保険の資格があることを証明する「資格取得証明書」を発行してくれるので、その証明書を保険証の代わりとして病院で受診することができます。

もし、お住いの市町村がすぐに国民健康保険証を発行しない場合でも、すぐに病院にかかることができるので安心です。

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国民健康保険証の発行に必要な書類一覧

国民健康保険証の発行を受けるには、まず国民健康保険の加入手続きをしなければなりません。

手続きに必要な書類は次の通りです。

  1. 印鑑
  2. 口座番号がわかるもの(保険料を口座振替にする場合)
  3. マイナンバーが確認できるもの(加入する人の分)
  4. 身分証明書
  5. 健康保険の資格喪失証明書・退職証明書・離職票のいずれか

⑤の国民健康保険に加入する前に加入していた健康保険等の資格喪失証明書や会社を退職した証明書等は発行に時間がかかります。

国民健康保険証は加入後すぐに発行されるのですが、むしろ加入手続きに必要な書類が揃うまでに時間がかかる可能性があります。

病院にかかる予定がある方等は、あらかじめ書類がスムーズに揃うように、国民健康保険の前に加入している健康保険組合や勤めている会社の人事・労務担当者に相談をしておくと安心です。

まとめ

国民健康保険は窓口と国民健康保険証の発行元が同じ市町村なので、加入手続きをした当日に発行できる市町村もあります。

また、後日郵送の場合でも発行日数が社会保険と比べて短かいので、保険証が手元にない期間も短くすみます。

とはいえ、加入手続きに必要な書類を揃えるのに時間を要しますので、加入手続きまでの事前準備をしっかりと行いましょう。

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