国民健康保険の加入手続き・脱退手続きをしたいけれど、市役所の窓口に行く時間がなかなか取れない!という方もいらっしゃるのではないでしょうか。

今回は、そんな時に代理人に手続きを依頼することができるのか、代理人が手続きをするために必要なものは何なのかをご説明します。

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国民健康保険の手続きは代理人でもできる

国民健康保険の手続きは、原則本人が市町村の窓口で行なうことになっていますが、本人が窓口で手続きを行なうことができない場合は、代理人による手続きも可能です。

代理人は、本人と同世帯ではない家族でも、知人等の家族以外の人でもなることができます。

ただし、市町村によって同世帯の人が代理人になる場合と、同世帯ではない人が代理人になる場合では、手続きに必要な書類等が異なるケースがあるので、事前にお住いの市町村窓口に問い合わせておくとよいでしょう。

代理人による国民健康保険の手続きに必要な書類一覧

代理人が国民健康保険の手続きをする場合に必要な書類は次の通りです。

  1. 国民健康保険に関する手続き(加入手続き・脱退手続き等)に必要な書類
  2. 代理人の本人確認書類(免許証、パスポート等)
  3. 委任状

1の必要な書類は、加入手続きや脱退手続き、保険証の再交付等に本人が手続きをする場合に必要な基本的な書類です。

2は手続きの対象となる方の身分証明書ではなく、窓口に行く代理人本人の身分証明書が必要になります。

3の委任状は、市町村によっては同世帯の家族が代理人となる場合はいらない、としているところもありますし、誰が代理人でも必ず委任状は必要としている市町村もあります。

あらかじめ市町村の担当窓口に問い合わせをしておくか、問い合わせをすることができない場合は、とりあえず委任状を用意しておけば間違いありません。

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委任状に記載が必要な内容とは

委任状は市町村で用意されているフォーマットを使用してもよいですし、自分でワード等で作成したり、便箋等に手書きで記入しても大丈夫です。

自分で委任状を作成する場合は、下記の内容を必ず記載する必要があります。

  1. タイトル「委任状」
  2. 記入した日付
  3. 委任者(手続き対象となる本人)の住所・氏名・生年月日・連絡先・押印
  4. 代理人(窓口へ行く人)の住所・氏名・生年月日
  5. 委任する内容(例:私は○○(対象となる人)の国民健康保険の加入手続きに関する一切の権限を▲▲(代理人の名前)に委任します 等)

委任状は原本の提出が必要となりますので、必要であればコピーを手元に残しておきましょう。

まとめ

国民健康保険の手続きは、例えば、加入手続きは14日以内に行なわなければならない等、期限が決まっていることがほとんどです。

とはいえ、平日に仕事等があるとなかなか窓口へ足を運ぶ時間を作るのは難しいですよね。

国民健康保険の代理人による手続きは、各手続きに必要な書類に委任状をプラスするだけで行なうことができますので、ご自身の都合に合わせて代理人に任せるのも一つの手です。

ぜひ参考にしてください。

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