出産後に行なわなければならない赤ちゃんに関する手続きはたくさんありますよね。

出生届の提出や出産育児一時金、児童手当の手続き、そして保険証の発行手続きがあります。

今回は赤ちゃんの国民健康保険の加入手続きに必要な書類、いつまでに手続きをしたらいいのか等、ご説明します。

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赤ちゃんの国民健康保険加入手続きは早めに!

生まれてきた赤ちゃんに、病気や事故がなければすぐに保険証が必要になることはありません。

直近で医療機関等にかかるとすると、1か月後検診ですが、検診は健康保険は使えないので基本的には保険証は不要です。

とはいえ、生まれたばかりで抵抗力の弱い赤ちゃんはいつ何が起こるかわかりません。

また、赤ちゃんの健康状態に不安がある場合は1か月後検診の際に、診察を受ける場合がありますので、その場合には保険証がないと全額自己負担となってしまいます。

万が一に備えて、少なくとも1か月後検診までには保険証を発行しておいた方が安心です。

赤ちゃんの国民健康保険加入に必要な書類一覧

赤ちゃんの国民健康保険の加入に必要な書類は次の通りです。

  1. 出生届出済証明が記載された母子手帳
  2. 印鑑

①の「出生届出済証明」とは、市町村に出生届を提出すると市町村から母子手帳に記入してもらえる証明です。

出生届も国民健康保険の加入手続きも、市町村の窓口で行なう手続きですし、出生届は赤ちゃんが生まれた日から14日以内に提出しなければいけませんので、国民健康保険の加入手続きをするのにもちょうどいいタイミングです。

赤ちゃんの出生届の提出と国民健康保険の加入手続きは、まとめて一度にやってしまいましょう。

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乳幼児・小児医療費助成制度の確認も忘れずに!

国民健康保険の加入手続き後に発行される保険証とは別に、市町村によっては乳幼児・小児医療費助成制度の医療証をもらえる場合があります。

この医療証は、保険証と一緒に病院の窓口に提示すると、本来は自己負担しなければならない分の医療費が無料になったり、数百円になったりするものです。

乳幼児・小児医療費助成制度の有無、対象の年齢や手続き方法等は市町村によって異なりますので、赤ちゃんの国民健康保険加入手続き時に、市町村で制度について確認するとよいでしょう。

まとめ

赤ちゃんが生まれるということはそれ自体が一大事ですから、出産にまつわる色々な手続きは、優先順位を考えてこなしていく必要があります。

赤ちゃんの国民健康保険の加入手続きは、早いにこしたことはありませんが、出生届と合わせて手続きをすることで、手間が少なくなり、負担も軽くなります。

ぜひ参考にしてください。

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